みなさんそれぞれ転職する理由があり、それは人それぞれ異なる。ただ言えることは、「少しでも今よりよくなるために転職する」ということは全人類共通事項だと言うことだ。
転職理由はさまざまだ
ざっくりとした大きな転職理由として
- 給料
- 昇進
- 人間関係
…の3つが主な理由としてあると言われている。
この3つの要素は、まさに「仕事をする目的」であり、生きる目的でもあると考えられる。
仕事とは、お金を稼いで自分を高める。そして社内外問わず誰かの役に立つことである。
と個人的には断言している。それ以外に仕事をする理由があるだろうか?異なる価値感の持つ方がいらっしゃれば、ぜひ意見交換をしたい。
僕が転職した最大の理由は「住まい」
僕が転職した理由は、上記の3ついずれにも当てはまらない。
理由はただ一つ
「住む場所を自分で決めたかった」
に他ならない。
前職は、業界において最大手の一つであり、全社員約50,000人もいるグローバルに展開する企業であった。
営業職を生業としていた僕は、若干30代で年収1,000万円に到達してしまった。
結婚し、子も授かった。世間から見たら順風満帆に見えたことだろう。
だが、贅沢に思われるかもしれないが、その年収で幸せと感じることはなかった。
なぜなら、このままキャリアを進めても「一生全国転勤」というしがらみから逃れることは出来なかったからだ。
人生のゴールは「幸せな死」であると考えている。だれもがそのゴールから逃れることはできない。そのゴールをどう迎えるか、どんなに努力しても自分で決めることはできない。
「幸せなゴール」とは、どんなカタチか?それはどのように生きてきたか、どんな経験や思い出を作ってきたかに比例するものだと考えている。
家族が出来た瞬間、僕は家族のために生きることを誓った。愛すべき妻子のために自分の命と言う名の時間を彼女たちに捧げようと思ったのだ。
彼女たちと少しでも共に生きる時間を長くしたい。そのためには、「単身赴任のある全国転勤というしがらみから逃れる」必要があった。
単身赴任をしてしまうと、家族と共に生きる時間が大きく失われてしまうことになる。このままでは、年収1,000万円だろうと2,000万円だろうと必ず死ぬ直前に公開することになるだろうと確信した。
だから、思い切って転職を決めた。家族との時間を大切にするために…
転職は、僕にとっては大成功だった。「もう転勤と単身赴任がない」とわかったぼくに迷いはなく、「幸せなゴール」に向かって日々邁進しているのだった。
続く
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