
建売住宅の購入ってどんな流れ?
そんな疑問をお持ちの方に向けて今回は
建売の購入の流れをテーマに、実際に建売住宅を購入した筆者の経験も踏まえて、わかりやすく解説していきます。
これから家探しを始める方にとって、全体の流れをつかんでおくことはとても大切。失敗しない購入のために、お時間があればぜひ最後までご覧ください!(5分程でお読みになれます)
1. 建売住宅とは?注文住宅との違いを簡単に確認!

まず最初に、建売住宅の特徴を確認しておきましょう。
- 建売住宅:不動産会社や建設会社が土地と建物をセットで販売する住宅。すでに完成しているか、建築中の段階で販売されるケースが多い。
- 注文住宅:土地を自分で選び、間取りや設備などを一から自由に設計する住宅。
項目 | 建売住宅 | 注文住宅 |
---|---|---|
設計自由度 | △ | ○ |
費用 | ○ | × |
入居までの期間 | ○(早い) | ×(長い) |
間取り・設備選択 | × | ○ |
実物確認 | ○ | ×(購入前に実物は見られない) |
・完成している物件を見てから買える
・価格がわかりやすい
・入居までが早い
建売は上記のようなメリットがあるため、
初めてのマイホーム購入者にも人気です。
2. 建売住宅購入の全体の流れ【時系列で紹介】
建売住宅購入の大まかな流れを、
7ステップで紹介します。
ステップ1:予算を決める

まずは
「自分がどれだけの金額の家を買えるのか?」を知ることが大切です。
- 年収から借りられる住宅ローン額を計算
- 頭金や諸費用(登記費用、仲介手数料、火災保険など)も考慮
- 将来の教育費や生活費も踏まえて、無理のない返済計画を立てる
👉 ポイント:
ネット上の「住宅ローンシミュレーター」でおおよその目安を掴んでおきましょう。

簡単なExcelではありますが、
こちらもご覧いただくと
少し参考になるかもです。
ステップ2:エリア・条件を決めて物件を探す

予算が固まったら、次に希望のエリアや条件を決めて物件探しをスタートします。
- 駅や学校までの距離、周辺環境
- 間取りや日当たり、収納スペース
- 車の台数や庭の有無
👉 ポイント:スーモやホームズ、アットホームなどのポータルサイトで複数の物件を比較しましょう。

直接出向いて建売物件がないかをチェックすることがオススメです!
優良物件は、サイト掲載前に売れてしまうからです。
ステップ3:内覧して気に入った物件を絞る

建売住宅の魅力は、実物を見てから買えることです。写真や図面だけでは分からない部分を、実際の内覧でチェックしましょう。
- クロスの色や素材感、収納の広さ
- 日当たり、風通し、周囲の音
- コンセントの位置や照明の配置
👉 ポイント:平日と休日、昼と夕方など、時間帯を変えて2回以上見るのがおすすめ!
ステップ4:購入申込み・ローン仮審査

気に入った物件が見つかれば、「購入申込書」にサインをし、同時に住宅ローンの仮審査を申し込みます。
- 申込金(約1〜10万円)を支払う場合も
- 仮審査では勤務先、年収、借入状況などをチェックされる
- 数日で結果が出る
👉 ポイント:複数の銀行に同時に仮審査を出すのもOKです。

住宅ローンを複数の銀行で比べることができるサイトもあります。
宜しければご参考になさってください!
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ステップ5:重要事項説明&売買契約の締結

仮審査に通過したら、宅建士による「重要事項説明」を受けて、問題なければ売買契約を結びます。
- 重要事項説明では、登記内容や周辺環境、契約条件などを細かく確認
- 売買契約書への署名・捺印
- 手付金(通常は物件価格の5〜10%)を支払う
👉 ポイント:この時点でキャンセルすると
手付金が戻らないこともあるので注意!

売買契約は、ほぼ丸1日かかります
ので是非お時間の確保を!
ステップ6:住宅ローン本審査→融資承認

売買契約が終わったら、いよいよローンの本審査へ進みます。
- 提出書類が多いため、事前にしっかり準備
- 承認が下りるまで1〜2週間ほど
- 融資が決定すれば、金融機関との金銭消費貸借契約(ローン契約)を締結
👉 ポイント:団体信用生命保険(団信)の内容もこの時点で確認しておくと安心。
ステップ7:物件の引き渡し・入居

ローン実行日に残金を支払い、登記手続きと物件引き渡しを行います。
- 火災保険加入や各種ライフラインの手続きも同時進行
- 引っ越し準備や家具の搬入スケジュールもこのタイミングで
👉 ポイント:引き渡し前に「内覧チェック(傷・不備確認)」を必ず行いましょう。

内覧チェックは超超超重要です!
外壁の傷やスライドドアの向きなど、細々としたものが修正できます。
見逃してしまうと、その後は有料の修理になってしまうかもしれません!
3. 建売住宅をスムーズに購入するためのコツ
建売住宅の購入でよくあるトラブルを避けるために、以下の点に注意しましょう。
- 物件の比較は3件以上行う
- 見落としがちな周辺の道路・水はけ・ゴミ出しルールも確認
- 「即決しない」と決めて、冷静な判断を心がける
- 住宅ローンは複数の銀行で比較する

もし物件が他の方に契約されてしまったら、それは「ご縁が無かった」と割り切って次に行きましょう!
4. 実際に建売住宅を買った筆者の体験談
筆者自身も3年前に建売住宅を購入しましたが、特に良かったと感じた点は以下の通りです。
- 完成済み物件を見てから決められたので安心感があった
- 営業マンのレスポンスが素晴らしく早かった。深夜も親身に対応してくれて、購入の決断に迷いがなくなった
- 「これからもっと頑張っていこう」と色々な覚悟ができた
ただし、引き渡し直後に「コンセントの位置が少し不便」「内覧時に天井部分の外壁張り込みが甘かった」と感じた部分も。最初の内覧などの確認がとても大事だと痛感しました。
まとめ:建売住宅の購入は「流れの理解」が成功のカギ!
「建売住宅の購入ってどんな流れ?」
そう思われている貴方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
✅ 購入前の準備
✅ 物件選びと内覧
✅ 契約・ローン・引き渡し
これら一連の流れを押さえることで、初めての建売住宅購入でも安心して進められます。焦らず、冷静に、情報を集めて納得のいくマイホームを手に入れてください!

住宅ローンを複数の銀行で比べることができるサイトもあります。
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最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
それでは今夜もホッとするあなただけのお家で、ごゆっくりお休みくださいませ…
以上です。
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