朝からスーパーへ
「弥生、今日はお芋掘りなんだってね。頑張ってね」
「うん、大きいお芋さんが取れたらみせるね〜」
朝、保育園で弥生とお別れ。弥生は建物の中に入ってもいつまでも僕に手を振っている。とても可愛らしい姿である。
時間は9時。まだ朝ごはんを食べていない。早朝から営業しているスーパーへ寄る。今夜は妻は外食とのこと。僕と長女の二人きりの晩ごはんは、簡単なもので済ませることが多い。
白菜、もやし2袋、にんじん、大根、豚バラ肉を購入。サバ缶が150円と比較的安価で売っていたのでこれも併せて買い物カゴに入れる。片栗粉がなくなりそうだったことを思い出したのは幸いだった。お酒コーナーに立ち寄ると、安い焼酎ハイボール500mLも手に取る。
豚バラは100gあたり150円ほどで、肉の中では割高だ。牛肉は高級品のため、僕も妻もスーパーではほとんど購入することはない。牛肉を食べたい時は焼肉を外で食べにいく。
合計2,600円ほど。なるべく抑えてこの値段。家計のことも考えゆくゆくはお酒はやめていかなければならないかもしれない、と思い始めている。
不摂生の1日のはじまり
買い物が終了し9時半。スーパーの袋から焼酎ハイボールを取り出し早速プルトップを開封する。朝ランニングの後のコップ1杯の麦茶の後の水分補給は、まさかの酒である。笑
だがこれもやまだの日常。胃のあたりがじんわりと熱を帯びてくる。と考えると、すぐに頭の中がぼーっとするような感覚に襲われた。空きっ腹だと酔いが早い。
本当だったら今日は朝から草むしりをしようと計画を立てていたのだが、予定変更である。人間というのは気分やで、「今日は何もしたくない」と感じてしまったが最後、1日のスケジュールが大きく変わることになった。
妻とのギクシャクのはじまり
やまだのりおは結構気分屋である。というよりも、一喜一憂することが多い。特に愛すべきパートナーである妻からどんな対応を受けたかで、モチベーションが激しく変動する。
大阪旅行の一件から、夫婦間が再びギクシャクし始めた。僕からの夜の誘いを妻が拒んだことで、やまだは急激に不機嫌になった。すると、何故か妻も追随して不機嫌になり、長女の弥生に絶対的に大事であると教え込んでいる「おはよう」「いってきます」「ただいま」などの挨拶をパッタリやめてしまったのだ。
僕やまだといえば、挨拶は大事であると考えていて、長女の弥生にも悪影響がないように、ギクシャクしたあとも妻への挨拶は欠かさなかった。だが妻は率先して、なぜか挨拶をやめてしまったのだ。
そんな理不尽極まりない内容が僕へのスケジュール変更に拍車をかけたといも言える。こうなると、やまだは一瞬思考を止めたいと思い、いわゆる「酒に逃げる行為」を取るのである。笑
いずれこのギクシャクを戻さなければいけない。だが今日は何も考えたくない。そんな1日だったのである。
続く
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