ひき始めが肝心である
「風邪をひいたかな?」と感じる瞬間は人それぞれだと思うが、自分の場合は喉から来る。嚥下したときに喉の奥がへばりつくような、感想でむせそうになる感じがそうだ。
特に飲酒をすると体調が悪いことが顕著に表れる。体調に問題がないと通常はフワッとした心地よい感覚になるのだが、風邪の時はただただ頭痛に襲われる。
ズキズキとした重たいものが、おでこ全体を覆う。酔ってても気持ちよくなることがない。
「あ、風邪のひきはじめだ」となった時に、すぐに病院にかかることにしている。病院に行けなかったときにはドラッグストアで市販の風邪薬と、ポカリスエットを調達。人手不足のこの業界で、当日休むだけで店舗はてんてこ舞いになってしまう。責任者という立場的に、風邪なんかで休んでいる場合ではない。
風邪のかかりはじめであれば、簡単な風邪薬の処方をしていただければ重症化することを防ぐことができる。
身体を洗うために、水分を摂る
特に重要なのが水分補給である。これがもっとも大事な要素と言っても過言では無い。風邪の治療は、菌と一緒に老廃物を身体の外に出す。出して出して出しまくることである。
汗や鼻水、痰、そのほかの排泄経路から水分を交換するような感覚だ。細菌の混じった水分を体内に滞らせては、治るものも治らない。
1日2リットルは水を摂取しているが、風邪の引きはじめはその倍量、すなわち4リットルの水分を摂取する。
もちろんトイレに頻繁に行きたくなる。笑 だが、それが重要な要素なのである。
トイレで余分な水分をジャブジャブ排出する。これが身体の水分を循環させ、元気な身体を取り戻す大きな要因になるのである。
水分は、水やお茶が好ましい。電解質を考慮したポカリスエットの過剰な摂取は、糖分過多になるおそれがある。
風邪は明日、治らない
風邪と一言で言っても、感染症の類である。2~3日で症状が良くなると思ったら大間違いである。完治には大体2週間くらいはかかるとみて良い。
なるべく早く薬を飲み始めて、よく食べてよく寝てよく水を飲む。これが風邪を重症化させずに済ます、原始的だが確実な方法である。
「まだ大丈夫」そう思って薬を飲まず、粘って、相変わらずの不摂生をしていたら、発熱や咳が重くなっていくに違いない。風邪を引いたら風邪を引いたと自覚することである。意固地にならなければ、対処も早くできる。
特に、お子さんを持つ親御さんはぜひ参考にしてほしいと思う。
うんちくを垂らす理由
ここまで書いて思う人はいるだろう。「一般のアラフォーのサラリーマンが何を御託を並べているのだ?」と。
やまだのりおは、薬剤師の国家免許を持っている。生業とはしていないが、医療をすこーしばかりかじっている。だからこその御託であった。
続く
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