Airbnb(エアビーアンドビー)というのは、民泊仲介サービスのことだ。
今までは外泊といえば温泉旅館やビジネスホテルなどのチョイスが一般的だったが、昨今はこのAirbnbという選択肢が増えている。Airbnbにはメリットとデメリットが存在する。
Airbnbのメリット
大人数で泊まるほど安価である
今回宿泊したのは合計9人。3家族である。妻の友人家族たちと一緒に同じ家に泊まる。合計10万円だったが、1家族あたりで割れば3万5,000円ほど。今のビジネスホテルの宿泊料金と比べても高くない。
予約した一軒家は横に長い1階建ての平家だった。寝室が4部屋あったので最大4家族宿泊することができる。そうすると1家族あたりは25,000円だ。
貸し切り。他のお客さんに気を遣わない
最大のメリットの1つである。ビジネスホテルだと部屋が隣り合わせなので、知らないお客さんに迷惑をかけないように配慮する。Airbnbはその必要はない。
民泊で基本的には一軒家なので、隣には誰もいない。子供が騒いだり飛び跳ねたりしたとても、一軒家だと周りに響くことが少ないので、どちらかというと騒ぎたい放題である、とも言える。気兼ねなく旅行に来ている中で「気を遣わない」というのは大きなメリットとなる。
斬新なインテリア、設備の充実
もともとは一軒家である。いずれも別荘のような作りで、どことなく変わった作りが見た目でもとても楽しめる。今日の宿泊施設は、デジタルの暖炉があった。実際に温かく、レトロな雰囲気も味わえた。
子供たちにとってもワクワクするようなものが揃っていた。部屋にはおままごと用の人形。木馬。外にはトランポリンまで設置済。子供たちは大はしゃぎ。
お出かけの際は
「子供たちが退屈しないように何を持っていこうかな…」
と何かと考えてしまうことが多い。Airbnbであれば宿泊施設自体にプレイスポットが存在するので、大人たちの負担軽減という意味でも魅力的だ。
Airbnbのデメリット
一家族で行くと高価になる可能性
前述したように、「1軒○○円」という値段設定がされているAirbnb。ビジネスホテルと一緒でシーズンによって値段が大小変動がある。
相場で言えば30,000~200,000円の値段が一般的であるように感じる。今回のような充実した施設に宿泊するには100,000万円前後と考えて良い。ひと家族で宿泊しようとなると、ビジネスホテルよりも高くつく可能性もある。
食事は自分たちで準備
ビジネスホテルには1階にレストランがあり、食事も簡単に済ますことができる。Airbnbは基本的には一軒家なので、隣接飲食店はない。自分たちで外食を探すか、民泊内で料理する必要がある。
だがこれは万人のデメリットかと言われると、否、となる。料理が好きな人にはたまらない環境だし、食事にこだわりがなければデリバリーでも良い。そして、美味しい飲食店は全国どこにでもある。旅行先でご飯屋さんを探す楽しみを残すとも言える。
まとめ
コロナを皮切りに増えてきた民泊需要。ビジネスホテル以上に魅力的な部分が満載のAirbnb。
友人が多い人たちは何人もの知人を連れて出かけよう。多ければ多いほど宿泊費は浮く。安い宿泊費でビジネスホテル以上のワクワク感を楽しめる。
子供たちにとっても宝の山だ。宿泊施設によっては遊具が充実している。大人たちにとっても悩みの種は解消し、当日いい意味で「子供たちを放置」することができる。モダンで斬新なインテリアを見ながら、リラックスした旅行を満喫できる。
なんてことのない土日。1泊2日のシンプルな旅行を、かけがえのない思い出にするために…Airbnbの宿泊システムを利用するというのは、最良の選択肢の一つと言えるだろう。
続く
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