ワクワクする、そんな気持ちを思い出させてくれる場所。それが道の駅。
年を重ねれば重ねるほど好奇心や冒険心が薄れていく。
楽しさには情熱が必要だと考えている。それを求める大人にぴったりな場所だ。
無料のサービスエリアというイメージ
道の駅のブームは2000年頃から徐々に火がついた。
1990年頃は100箇所しかなかったのに、現在はその10倍あると言われている。
道の駅のイメージは「下道のサービスエリア」
最初に発見した時は、コンビニよりもトイレが使いやすい場所という個人的印象を持った。コンビニはトイレを使ったあと、「何か買わなければいけない」という気持ちが生じる。道の駅は特にそれがなく、気兼ねなく立ち寄れる雰囲気がある。
トイレが終わるとついつい立ち寄ってしまう直売コーナー。普段スーパーで見るもの以上に大きい野菜だったり、その地域にしかないような特産物が置いてあると手にとって気がついたら購入してしまっている。
川場田園プラザ
今回行った道の駅は、「群馬県 道の駅 ランキング」で検索したら2位にランクインするほどの人気のスポットである。
道の駅の概念が大きく変わった瞬間。
道の駅というよりも、ひとつの商業施設のようだった。地元の物産展示コーナーはもちろんだが、立ち並ぶ飲食店の量の多さに驚愕。
子供がよろこぶ池の中の鯉。案の定、長女弥生も食い入るように魚たちをみつめていた。
奥にはこどもたちが遊べる遊具。無料貸し出しのソリで、自由気ままに滑りたい放題。
さらに奥には、有料施設にはなるが、辺り一面を見渡せるトランポリン施設。3階建ての構造になっており、大人も子供も楽しめるようになっている。
40分間で大人1,700円。未就学児は1,000円。値段設定としては適正価格であると感じる。
山々を眺めながら一息つく。平日は心身ともにフルスロットルでエネルギーを消費していた分、久しぶりにボーっとする時間を堪能することができた。素晴らしい景観が、人間は休息というものが必要なのだ、と改めて教えてくれる。
「パパ―、おなかすいた」
たっぷり遊んだあとはお腹がすく。遊びも食事もいっぺんに楽しめるのが道の駅の魅力のうちの一つである。
5才にして既に蕎麦に目覚めた弥生。比較的早く席に案内してくれそうだったこともあり、お蕎麦屋さんを今回は選択。
おそば屋さん 虚空蔵(←お店情報)
体感温度10度ほどの寒空の中、今回いただいたカレー蕎麦が身体の芯を温める。
まとめ
4時間近く堪能した道の駅、川場田園プラザ。車の後部座席では遊んで食べて大満足の弥生がすやすやと妻の膝枕で寝息を立てていた。
今まで考えていた「トイレも気軽に使えて、地元の名産のお野菜などもついでに買って…」というような、移動中に寄っていくようなスポットではなかった。
もはや道の駅そのものが目的地となるくらい、家族みんなで思い出を作る場所に最適な場所である。
もし少し遠くにお出かけするようだったら、プランの一つに加えてみるのも大アリである。
続く
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