娘のかぜ薬
5才の娘がずっと青っぱなを垂らしていてゴロゴロとした咳をしている。一度耳鼻科の先生に診てもらい、風邪と診断されてお薬を処方いただいた。
そのときに頂いたお薬は、
- アンブロキソール
- カルボシステイン
という去痰薬だった。
薬剤師の目線で見れば、風邪の全般はこの類の薬で改善する。
それでも治らない場合は、また病院にかかればいいのだ。
どんなに頑張っても風邪は1日では治らない
「風邪」って意外に治らない。
経験上、どんなに薬をもらったとしても1週間~2週間はかかる。
調剤薬局で働いている大学時代の友人から、
「風邪が治らないからって、毎日受診している患者さんがいる」
と話を聞いたことがある。世間的に風邪は軽んじらているなと感じた。
5類感染症ってなに?
2024年11月29日、厚生労働省から
「普通の風邪を『急性期呼吸器感染症』と位置づけ、5類感染症に分類する」
という発表があった。2025年の4月7日からとのことだ。
「5類感染症とは」
感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)が定める感染症の5類型のうちの1つで、感染力や重篤性などに基づく総合的な観点からみた危険性が最も低いとされるもの。
引用:5類感染症とは/日経バイオテク
世界を大混乱に陥れた「新型コロナウイルス」。
このコロナウイルスも今や5類感染症に指定され、インフルエンザと同等になっている。
今回、普通の「風邪」も、このインフルエンザやコロナウイルスと同じ扱いにする、とのことだった。
ふつうの風邪が5類になって影響すること
専門家の方や識者の見解などを調べる限り、世間に大きな影響が出ることは少ないと考えられる。風邪も報告をしなければならないという観点では、医療関係者の負担が増える可能性がある。
あとはメディアがこれをどう取り扱うかによって大きく変わる。
ないとは思うが、
「風邪がコロナと同等に!これからの生活一体どうなってしまうのか!?」
…なんて特集をニュースでしてしまったら、不安になる人々が出てくるかもしれない。
TVなどの媒体は、不安をあおる。その方が視聴者を集め、収益を上げることができるからだ。
家族がコロナうつに
事実、僕の家族(母親)が2020年に連日度重なるコロナ報道によってうつを発症し、極度の不眠に陥った。診断結果、「統合失調症」と診断され、今も心療内科に通院している。
母は、TVの情報を鵜呑みにする人だった。
部屋中にアルコールスプレーを買い占め、エレベーターなども素手で触らないようにするなど、外出時に手袋を装着したり、徹底した感染症対策を実施していた。
結果、不安が払しょくすることはなく、精神を病んでしまった。
普段とおなじような冷静な対処をこころがける
普通の風邪が5類感染症になったとしても、僕たちの今までの生活を変える必要はない。
もし風邪を引いてしまったとしても大切なものは
- 適切な食事(健康補助食品などの摂取などもオススメである)
- たっぷりの水分補給
- 十分な睡眠時間
これに尽きる。
健康時に感染症対策は十分に行っているはず。でももしそれでも風邪を引いてしまったとしても、落ち込まない。どんなに頑張って予防したとしても、風邪は引く。
そのくらいのどっしりとした心構えが必要である。
「必要以上に不安にならない。後悔しても仕方がない。そうなったらなった時に考える。」
精神衛生上を考えたら、そのくらいの考え方でちょうどいい。
僕はそう思っている。
以上
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