おこづかい、渡す?渡さない?どっち?!
「こどもへお金を渡す相場が分からない…」
そう思って、なんとなくお小遣いを渡している親御さんはいらっしゃいませんでしょうか?
筆者も、わが子が出来るまではフンワリとしてしか考えていませんでした。
ですが、日商簿記3級とFP3級を取得してからはしっかりとお金に向き合うようになり、子供へ渡すお金の金額を真剣に考えるようになりました。
では、日本においてわが子にお小遣いを渡しているご家庭はどのくらいなのでしょうか?
渡すとすればどのくらいが妥当なのでしょうか?調べてみました。
小学生:お小遣いを渡していない家庭は42%
中学生:お小遣いを渡していない家庭は25%
高校生:お小遣いを渡していない家庭は少数派
引用:いくらあげてる?ルールは?小学生・中学生のお小遣い事情/ベネッセ教育情報・Yahoo!ニュース
…どうやら、小学生以上のお子さんをもつご家庭の過半数がお小遣いを渡しているとのことでした。
お小遣いを渡すならいくら?!
では、お小遣いの相場はいくらなのでしょうか?これも併せて調べてみました!
子どもの1ヶ月のお小遣いの相場は、小学生500円、中学生1,000円、高校生5,000円です。
引用:子どものお小遣い相場が知りたい!/iyomemo(伊予銀行)
…という情報がありました。高校生はお年頃のようで、額が結構跳ね上がるようですね。笑
そして訪れる、子供の成長を感じる瞬間…
そして、次のような依頼を子供からされたときに貴方ならどう対応しますか?
「もっとお小遣いを上げてほしいんだけど」
こんなことを言われてしまったらどうでしょう。
完全に思考回路が停止しますよね?
さて、この難儀な質問に対してあなたならどう答えますか?
A.月1,000円て決まっているんだからお小遣い増やさないわよ。
B.家の仕事手伝ってくれたらお小遣い増やしてもいいわよ。
おそらく、親御さんによってはこの2パターンに分かれるのではないでしょうか?
おこづかいの月額制・報酬制
上記のAのように支払う方法を、「月額制」のお小遣いと言います。年齢によって支払われる方法です。いわば「年功序列」的な支払制度でしょうか。
一方で、Bのように支払う方法を、「報酬制」のお小遣いと言います。一定の成果に応じてお金を払う方法なので、現代社会の「成果報酬」のカタチを取っています。
どちらが正解というわけではなく、ずれの方法もとっても、メリットデメリットが存在するようです。
子どものお小遣い「定額制」と「報酬制」(DIAMOND Onlineより)
わが子に合ったお小遣いの支払い方法を考えよう!
我が家の長女6才が小学生になる来年、
定額制+報酬制
を取り入れようと考えています。
長女には現在おこづかいを渡していませんが、現在報酬制だけ取り入れており
時給700円でお仕事をしてもらっています。
計算方法は以下の通りです。
①現在の23才大卒の初任給:24万円
②手取り計算での時給換算:1,200円
③現在の高校生の時給平均:1,000円
これより計算しました。(こどもに働いてもらう時の時給はどうする?先日ご紹介した記事の内容です)
わが子には、
「働くことでのお金を得る喜び」
を感じてほしいと考えています。
もし長女に、「お小遣い増やしてほしいんだけど」と言われたら、
「たくさん働けばその分増えるよ」
と伝えます。
(※では家のどの仕事をすれば報酬を得られるようにするか?それはまた後日記載したいと考えております)
子供には「定額制」「報酬制」どちらと選ぶかはご家庭によるかと思います。
どっちを選択しても、わが子を愛する気持ちは一緒です。
愛する子が成長できるよう、子育て・教育を一緒に頑張っていきたいですね!
昨日よりもちょっぴり良い明日のために!!
やまだのりお でした。
以上